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パトライト 積層信号灯を一新 現場での組み換えを実現

パトライト 積層信号灯を一新 現場での組み換えを実現

パトライト(大阪市中央区、高野尚登代表取締役社長)は、国内トップシェアで同社主力製品の積層信号灯で、新製品「LRシリーズ」を3日にグローバル発売した。約20年ぶりの全面リニューアル。

新製品は製造現場で多く採用されているφ40、φ50、φ60、φ70の4サイズ。積層信号灯の本来の目的である「設備の状況を、確実にわかりやすく知らせる」ことに徹底的にこだわって設計されている。

インナーレンズには新設計の360度均一光レンズを採用、広い発光面積で明るく光ることで遠方からでも設備状態を確認できる。また、業界初の円筒型無孔性ブザー(4音)を採用、取り付け位置を最上部にすることで360度どの方位からでも現場環境に合った聞きやすいアラームが発信できる。

さらに、LEDユニット間の接続方法を、スタッカブル方式(積み重ね方式)に新設計し、追加ネジや工具無しで簡単に色の組み替えや増段、減段を可能にした。ユニット単体でも購入が可能なため、購入後に赤だけ追加する、黄色を外すなどができるほか、同シリーズで統一することで、メンテナンス品の在庫管理工数が削減できる。また、ユニット種類が従来品と比べ約10分の1と集約化されるため、単納期の実現と安定供給にもつながる。採用する設備・装置メーカーにとっては突然の仕様変更などにも対応しやすくなる。

耐環境性能も大幅に向上、本体の全てで凹凸をなくしたうえ、ブザーの穴をなくし、IP65の耐環境性能を実現。食品製造工場など洗浄が必要な工程でも安心して採用ができる。本体材質も耐候性や衝撃に強いポリカーボネイトを採用、無償修理期間も2年にする。

2017年春にはクリアグローブを採用し、点灯時だけ色がわかるユニットや、1ユニットで多色の表現ができるマルチカラーLEDユニット、信号灯に取り付けるだけで機器情報が無線で転送されるワイヤレス・データ転送システム「WDシリーズ」の対応なども予定している。現状、旧製品シリーズは18年3月に製造販売中止を予定しているものの、旧型式からの置き換えも容易にできる「新旧検索サイト」も開設、取り付けブラケットも用意、新製品への置き換えをサポートする。


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ