デジタル時代に変わるべきは「人」

デジタル時代に変わるべきは「人」

第4次産業革命、デジタル変革、デジタルトランスフォーメーション(DX)といった時代の変革に合わせて製造業も変わらなければならない。

IoTやAI、ロボットなど先端技術を取り入れて自動化して生産性を向上しようと以前から言い続けてきたが、最近はそれで本当に正しいのか、時代に合わせた変化と言えるのかと自問自答している。

 

IoTやロボット、AIは生産性を上げるためのツールだ。しかしどんなに素晴らしいツールを揃えても、それを使う人々の思考や価値観が前時代的なままであったら、それは意味がない。

はじめに変わらなければならないのは「人」であり、新しい時代を拓き、適合していくには自らの変革が不可欠だ。

 

どう変化するのが正しいかについて、明確な答えはない。しかし方向性はある。

SDGs(持続可能な開発目標)で指摘されているような地球規模、人類社会の共通課題を解決するには、人はどういう姿勢で取り組み、そのために何をし、どんなツールを使えばいいのか。これを考えることで自ずと人の進む道と将来の姿が決まり、製造業が向かうところが見えてくるはずだ。

唯一分かっていることで言えば「(自分と他者を含めた)人へのやさしさ」。これがベースになるのは間違いない。


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ