改善動画 コンベアライン上で容器が空回るトラブルとその解決法
正常稼働時は、自動で大量に製品を運んでくれるコンベアですが、いったんトラブルが起きたらラインが停止し、全体に大きな影響を及ぼします。そこで今回は、コンベア上でよく起こるトラブルのひとつである「ワークの空回り」とそれを解決する改善策をご紹介します。
■容器に入った食品?が流れていくコンベアライン。一見すると、何も起きていないように見えるコンベアを使った普通の搬送工程ですが。。。
■一番手前の容器が、コンベアの切り替わりポイントで空転。後ろがどんどん詰まってしまっています
■あらゆる改善策を試すがうまく行かない・・・
・ライン同士の感覚を狭くする
・トレーの上部を押さえるスポンジで空転を防ぐ
・右側のラインに切り込みを入れる(コンベアに凹凸を作ることか?)
■空回りの原因を解明 容器の底の凸凹が原因。容器の設計を変更して解決
ということで、
コンベア上で起こったトラブルだからと言って、搬送装置だけ見ていても最良の改善策は得られません。この動画のように、容器の形状自体を変えるなど、ワークの改善で解決につながった例は多々あります。改善に向けたあらゆる可能性を否定しない。視野を広く持つということが大事だということを教えてくれます。