『外観検査』の記事一覧 : 26件

外観検査と寸法検査や特性検査との違いは、寸法や特性検査では図面や検査基準書に従いますが、外観検査の場合、検査員が自分の感覚とか判断基準をもっていることがある点です。 つまり、ものを見た時に自分自身の感覚を検査基準としてし...

自動車向けの内装部品では、寸法や形状はもちろんですが、外観にも厳しい要求があります。特に日系自動車メーカーの場合、その厳しさは半端ではありません。 その内装部品を生産している日系中国工場では、顧客への不良流出が止まらずそ...

人の流動性が激しい中国では、新人のレベルをいかに早く引き上げるか、 戦力化するかは重要なポイントです。   今までに何回か書いていると思いますが、 仕入先の不良原因対策報告書を読むと新人作業者を理由にしたものが...

今回はリード線加工メーカーを監査した時に見つけた問題点を紹介したいと思います。   新人教育に関する内容でした。 どこの会社でも新人には何かしらの教育をしてから、現場に送り込んでいるはずです。 教育内容は、会社...

見た目はもちろん、品質を確保するために形状や寸法、色、印刷、傷などをチェックする「外観検査」。これまでは「目視」での検査が一般的でしたが、人材不足や生産性などの観点から自動化されるケースが増えてきました。 しかし自動化す...

前回の優秀な中国企業の続きです。 今回は工程の管理状況を確認しました。 工程の管理も十分納得のいくものでしたが、やはり現場ではいくつか改善の余地がありました。 この会社の工程で問題と捉えたのは、次の点でした。 最終の外観...

一人の検査員が全体と細部を見ると聞いて見逃し発生の要因が想像できました。 これは、目の焦点を変えるために起きていると言えます。 どういうことかと言いますと、検査員は最初に全体を見ることをしています。 このときは、製品全体...

前回の外観検査の話が好評でしたので、今回も外観検査に関する話を書きます。 外観検査セミナーで受ける質問の中に 「一人の検査員がひとつの製品に発生する不具合すべての検査を担当させているが見逃しが減りません。何かよい方法があ...

外観検査は、分析型官能検査なので検査員には、トレーニングが必要と前回書きました。 教育をして一定のレベルに達しないと外観検査員として、量産品の外観検査をやらすことはできません。 質問をされた方の中国工場では、教育をしても...

年に何回か外観検査セミナーの講師を務めさせてもらっています。 特に海外工場向けとはしていませんが、わたしの場合は中国工場の事例なども紹介するようにしています。 また、検査精度を上げることができた事例なども紹介するようにし...

自社製品のダイヤモンドスクライバーの外観検査を行っているとき、、ダイヤモンド内から反射してくる光がとてもきれいで思わす「キラキラしてきれい」と言葉に出てしまいました。工業用のダイヤモンドですが天然ものでほぼ透明のダイヤモ...

前回セミナー受講者からの質問という形で外観検査の問題点を2つ取り上げ、そのうちの1つについて対応を書きました。 今回は、もう1つの内容について考えてみたいと思います。   内容は次のようなものでした。 「製品の...