SCSK、生成AI活用とDX推進を支援するAI基盤「NebulaShift ai」を提供開始
この記事の内容をまとめると…
- SCSKがAI基盤「NebulaShift ai」の提供を開始
- データ統合基盤、AI基盤、伴走支援などを一体提供
- 生成AIの活用支援とDX推進を支えるマネージドサービス
データとAIを融合し、企業のDX推進を支援するAI基盤「NebulaShift ai」の提供を、SCSK株式会社が2024年12月16日より開始した。既存の「NebulaShift」をAI領域に拡張したもので、データ統合基盤やAI基盤、支援サービスを最適な環境で提供する。
NebulaShift ai詳細
「NebulaShift ai」は、SCSKの強みであるシステムインテグレーションや運用実績、アプリケーション開発力を活かし、AI活用に必要な以下の5つの要素を一貫して提供する。
①データ統合基盤
データ仮想化技術やデータレイクハウス技術を用い、データの種類や発生場所に関わらず一元的な統合を実現。データ分析の効率を高め、AIモデルの高精度化を支援する。
②AI基盤
要件に応じたベンダーのソリューションを組み合わせ、リファレンスアーキテクチャに基づくAI基盤を提供。開発から本番運用への迅速な移行や拡張も可能にする。
③伴走支援サービス
データエンジニアやAIエンジニアが伴走し、RAG・ファインチューニング技術やマルチAIエージェント技術などにより生成AIの精度向上を支援。
④柔軟に選択可能なインフラ環境
オンプレミスやパブリッククラウドなど、ニーズに応じた最適なインフラを提供し、大規模モデルでの推論やデータガバナンスにも対応する。
⑤高付加価値データセンターサービス
「高負荷ハウジングサービス」や「SCNX」により、GPUサーバなど高負荷なAIワークロードの安定稼働を実現する。