RENATUS ROBOTICS、ロボットによる無人ピッキングシステムの開発を開始
この記事の内容をまとめると…
- RENATUS ROBOTICS株式会社が、TRUST SMITH株式会社からロボットアーム制御AI『ADAM SMITH』を買収
- EC出荷作業の完全無人化を目指し、無人ピッキングシステムの開発を開始
- 2025年までに実証実験を完了し、米国サンフランシスコの自社倉庫への導入を計画
統合型自動倉庫システムを提供するRENATUS ROBOTICS株式会社は、TRUST SMITH株式会社からAIを用いたロボットアーム制御技術『ADAM SMITH』を買収し、EC出荷作業の完全無人化を目指す無人ピッキングシステムの開発を開始した。
ADAM SMITH詳細
『ADAM SMITH』は、カメラモジュール『GOD VISION』とアームモジュール『VISIBLE HAND』で構成される。『GOD VISION』が商品をAIで認識し、適切な把持姿勢を提案。『VISIBLE HAND』がその提案に基づきアプローチ経路を生成し、ロボットアームが商品をピックして発送箱に配置する。これにより、棚から商品を取り出す工程から梱包までの出荷作業の60〜70%が無人化される。
今後の展望
RENATUS ROBOTICSは、2025年までに『ADAM SMITH』の実証実験を完了し、米国サンフランシスコで建設予定の自社倉庫への導入を進める予定である。