MKS、産業および防衛用途向け、費用対効果の高い高精度・超高出力レーザ...

MKS、産業および防衛用途向け、費用対効果の高い高精度・超高出力レーザーセンサーOphir® 70K-W を発表

この記事の内容をまとめると…

  • MKS Instrumentsが最大70kW測定可能なOphir® 70K-W超高出力レーザーセンサーを発表
  • 産業および防衛用途に対応する高精度・高信頼性のカロリメトリックセンサー
  • 株式会社オフィールジャパンが日本国内で販売を担当

同社は、最大70kWまでの超高出力を高精度かつ信頼性高く測定できる水冷式カロリメトリックセンサー「Ophir® 70K-W」を発表した。複数の通信インターフェースやリアルタイム出力モニタリング機能を備え、産業および防衛用途に対応する。日本国内では株式会社オフィールジャパンが販売を行う。

Ophir 70K-W詳細

Ophir 70K-W超高出力レーザーセンサーは、0.8〜10.6µmの波長範囲において2kW〜70kWの出力を測定可能な水冷式カロリメトリックセンサーである。軽量設計(約40kg)を実現し、大口径130mmの有効口径を持つ。コリメートビームからNA0.22まで対応可能で、各種ファイバーアダプタにも適合する。

本センサーは、EthernetおよびRS232インターフェース、アナログ出力、リアルタイムレーザーパワーモニタリング出力を搭載し、高出力ファイバーレーザー開発、産業生産の切断用途、指向性エネルギーシステムなどに対応する設計となっている。内蔵インターロック出力と反射率0.5%未満の特性により、安全性も高められている。

また、冷却には水道水または脱イオン水(DI水)の使用が可能であり、垂直および水平のビーム方向にも対応。センサーはローカル電源供給のほか、Ethernet通信ポートを利用したPower Over Ethernet(POE)による給電にも対応している。内蔵フォトダイオードによりリアルタイムでレーザー出力モニタリングが可能であり、サードパーティ製デバイスへの直接接続にも対応する。

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