JSEと川崎重工、NEDO採択の「川崎LH2ターミナル」起工式—貯蔵5...

JSEと川崎重工、NEDO採択の「川崎LH2ターミナル」起工式—貯蔵5万㎥

この記事の内容をまとめると…

  • 液化水素基地「川崎 LH₂ターミナル」の起工式開催
  • 「液化水素サプライチェーンの商用化実証」の主要設備
  • 世界初の商用規模施設としての設計・建設

2025年11月27日、日本水素エネルギー株式会社(以下「JSE」)と川崎重工業株式会社(以下「川崎重工」)は、川崎市扇島に建設する液化水素基地「川崎 LH₂ターミナル」の起工式を開催した。同基地は「液化水素サプライチェーンの商用化実証」の主要設備である。

川崎 LH₂ターミナル詳細

川崎 LH₂ターミナルは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進する「グリーンイノベーション基金事業」に採択された「液化水素サプライチェーンの商用化実証」の主要な設備である。

同基地は、世界最大級の液化水素貯蔵タンク、海上荷役設備(出荷 /受入両機能を含む)、水素液化設備、水素送ガス設備、液化水素ローリー出荷設備を備えた、世界初の商用規模の施設となる。

JSEが事業主体となり、川崎重工を代表企業とする共同企業体が主要コントラクターとして、設備の設計・建設を担当する。

また、今後建造を予定している液化水素運搬船(容量約4 万㎥)も世界最大級の容量をもち、基地も併せたこれらの設備は、将来の水素サプライチェーンの本格運用に向けた基盤を形成する。

どのように活用する?

商用化実証では、2030 年度までに川崎 LH₂ターミナルならびに液化水素運搬船の運用を行いながら、国際水素サプライチェーンの商用化の要件(性能、安全性、耐久性、信頼性、経済性等)を国内で確認する。

2030 年度以降は、海外から調達した液化水素を液化水素運搬船で日本へ輸入して、川崎 LH₂ターミナルで受入・貯蔵をした後に、国内の水素需要家への供給を目指す。

仕様・スペック

場所 神奈川県川崎市川崎区扇島(JFE スチール株式会社敷地内)
主要設備 液化水素貯蔵タンク(貯蔵容量5 万㎥)、海上荷役設備(出荷 /受入両機能を含む)、水素液化設備、水素送ガス設備、液化水素ローリー出荷設備

その他

起工式の様子として、写真左から、川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員 橋本康彦、川崎市長 福田紀彦、経済産業大臣政務官 小森卓郎、元内閣総理大臣 衆議院議員 菅義偉、水素社会推進議員連盟 会長 衆議院議員 小渕優子、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事長 斎藤保、日本水素エネルギー株式会社 代表取締役社長 原田英一が記載されている。


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。