IPA、IoT製品の開発者が開発時に考慮すべきリスクと対策を策定し、公開
IPA技術本部ソフトウェア高信頼化センターは、産業界や学会の有識者で構成される「ワーキンググループ」を発足、IoT製品の開発者が開発時に考慮すべきリスクや対策についてまとめた「つながる世界の開発指針」策定し、ウェブサイト上に公開した。
今回公開した指針はIoT製品があらゆるモノとつながることを想定し、IoT製品の開発者が開発時に考慮すべきリスクや対策を指針として明確化したものとしている。また特定の分野や業界に依存することなく、分野横断的に活用されることを想定しているという。
開発する企業の方針の策定、つながる場合のリスクの分析、リスクへの対策を行うための設計、製品導入後の保守・運用といった製品の開発ライフサイクル全体において考慮すべきポイントを17の指針として明示しており、開発時のチェックリストのほか、利用者側の調達時の要件確認時のチェックリストとしても活用できるという。