ifm、全天候対応レーダ距離センサ「R1D」を2025年1月発売-設置...

ifm、全天候対応レーダ距離センサ「R1D」を2025年1月発売-設置容易でコスト削減にも貢献

この記事の内容をまとめると…

  • 2025年1月、ifmが全天候対応のレーダ距離センサ「R1D」を発売
  • 光学システムやLiDARと比べ環境の影響を受けにくく、安定した検出が可能
  • 設置や統合が容易で、システム全体のコスト削減にも貢献

過酷な環境下でも安定した検出性能を発揮するレーダ距離センサ「R1D」を、ifmが2025年1月に発売した。高い堅牢性と信頼性を備え、あらゆる天候や環境下での使用に対応する。

R1Dレーダ距離センサ詳細

ifmが開発した「R1D」は、距離と速度をオールラウンドに測定可能なレーダ距離センサである。雨、霧、雪などの悪天候下でも安定した検出が可能な全天候対応モデルとなっており、光学システムやLiDARと比較して、外的環境の影響を受けにくい点が特長である。

本製品は、連続的な信号送信によって常に検出能力を維持し、高度な信号処理機能により雑音や干渉をフィルタリングして安定した測定値を提供する。保護構造はIP65/IP67/IP69Kに準拠しており、堅牢な設計により長期間の使用が可能である。

加えて、R1Dは設置や統合が容易であり、システムの可用性と信頼性を高めつつ、全体のコスト削減にも寄与する。さらに、可動部を持たない構造のため、振動の影響による破損リスクが少なく、メンテナンスコストも抑えられる。屋内外を問わず、物体検出、レベル測定、速度制御など幅広い用途で活躍する。

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