FIT価格が今後21円に下がったとしても事業化しやすい!屋根上発電!
地上設置型の発電所に限界を感じていらっしゃる方に、幸先の明るいお話です!
FITの買取価格が低下していく中でも、相対的に事業性を維持しやすい、『屋根上を活用した太陽光発電所』について調べてみました!
地上設置型の場合、平坦で日当たりの良い場所はすでに開発が進み、今後は本格的な造成が必要になる立地が増えてきています。
また、土地の取得や賃借に関する費用が高くなってきている、とよくお話をお伺いします。
これに対して、屋根上の場合、造成や整地は不要で、基礎や架台も使わない。
屋根に固定した金具だけで、パネルを設置でき、工期も短く、現在は1カ月で出力約1MWといったペースに早まってきています。
また、施設を所有する企業にとって、屋根は本来、収益は生み出さない場所のため、比較的安い価格で賃借できることが多いんだそうです。
資材費、施工費、賃借料ともに抑えられることから、2016年度の設備認定案件の買取価格24円/kWh(税抜き)はもちろん、今後、21円/kWh(同)に下がっても、事業性を満たせる場合も多いと考えています。
また、既に実施されている企業様のお話だとパネルを載せることで、屋根建材の耐久性が増したり、夏季の暑い時期の遮熱効果を実感されてます。
このビジネスの先駆けでもあるオリックス社によると、全国各地に同じような施設を展開している企業の場合、1カ所だけでなく、複数の施設の屋根上に太陽光発電設備を設置して欲しいと要望されることが多く、こうした要望に応えることで設置数を増やしてきたそうです。
最近では、事業環境や業種の構造上、屋根上に太陽光発電設備を導入しにくかった施設にも、導入できる手法を検討しており、実現すると、屋根上の太陽光発電所を設置できる建物が格段に多くなるとのこと。
これからは工場や商業施設などでの『屋根上』発電がチャンスかもしれませんね!
工場の中の生産ラインづくり&太陽光発電のことであれば、弊社FAプロダクツの専門領域なのですので、工場屋上発電のお話があれば、御声掛けください!
出典:『FIT価格が今後21円に下がったとしても事業化しやすい!屋根上発電!』FAプロダクツ