ABB、IRB 1200新モデルを4種展開 最大9kg対応で精度・省エ...

ABB、IRB 1200新モデルを4種展開 最大9kg対応で精度・省エネ性能も向上

この記事の内容をまとめると…

  • IRB 1200シリーズが4種のバリエーションで登場し、可搬重量と精度が向上
  • OmniCore™ コントローラにより高速動作と高精度モーションコントロールを実現
  • 20%の軽量化で設置コストと消費電力を削減

より高速・高精度に進化したIRB 1200は、ABBロボティクスの小型高性能ロボットシリーズとして、生産性と効率性の向上を目指す新世代モデルである。

IRB 1200ファミリー詳細

ABBは、IRB 1200ファミリーを刷新し、可搬重量5kg、7kg、8kg、9kgの4種のバリエーションを展開した。中でも9kgモデルはクラス最⾼の可搬重量を有し、大型部品や重量物の取り扱いに適している。

新しいIRB 1200は、OmniCore™ コントローラを搭載し、パス精度0.6mm、ポーズ繰返し精度0.011mmを実現。1600mm/sの高速動作でも高精度を維持するクラス最⾼のモーションコントロールを提供する。

サイクルタイムは従来比で5%向上。これにより表面仕上げ、組み立て、ディスペンシングなど、高スループットかつ複雑なアプリケーションでの効率性が向上する。

さらに、新型IRB 1200は従来モデル比で20%軽量化されており、コンパクトな設置を可能にするとともに、台座設置の容易化とエネルギー消費の削減にも寄与する。

OmniCore™ コントローラの採用により、RobotStudio®、RobotStudio® AI Assistant、AppStudio™ といったABBのAIソフトウェア群との連携が可能となり、操作性も強化されている。

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