ABBが次世代協働ロボット『GoFa™』と『SWIFTI™』を発売 開...

ABBが次世代協働ロボット『GoFa™』と『SWIFTI™』を発売 開発現場の自動化を推進

ABB株式会社(以下、ABB)は次世代協働ロボットの『GoFa™』と『SWIFTI™』を発売した。2つの協働ロボットは、ABBの既存の協働ロボットである『YuMi®』と『Single-arm YuMi®』を補完する役割を果たし、電子機器、ヘルスケア、消費財、物流、食品・飲料などの高成長分野における自動化需要の高まりに対応していく。

ABBが次世代協働ロボット『GoFa™』と『SWIFTI™』を発売 開発現場の自動化を推進

『GoFa™』の特長

設計・エンジニアリング

  • 重量27kg、設置面積165mm²という軽量、かつコンパクトな設計
  • 950mmのリーチを持つ(『Single-arm YuMi』の1.7倍)

スピード・パフォーマンス

  • 最大5kgの可搬重量を持つ(『Single-arm YuMi』の10倍)
  • 最速2.2m/秒で動作(『Single-arm YuMi』の1.5倍)

『SWIFTI™』の特長

設計・エンジニアリング

  • 重量21kgという軽量設計
  • 協働ロボットの機能と速度、精度、堅牢性を両立

スピード・パフォーマンス

  • 最大4kgの可搬重量を持つ
  • 最速5m/秒で動作
  • 10ミクロンクラスの正確な動作

『GoFa™』と『SWIFTI™』、共通の特長

安全性

  • インテリジェント関節により、人間もしくは別のロボットとの接触が発生した場合に自動的に停止
  • だれでもかんたんに設定できるソフトウェア「SafeMove」で、挟み込みなどのトラブルを回避可能
  • ロボットの周りにいる人間を検知。ユーザーの近さに応じて「インタラクションステータスライト」がグリーン、イエロー、レッドに切り替わる。グリーンのゾーンではフルスピードで稼働を続け、イエローのゾーンに入ると、ロボットはその動きと速度を安全な範囲に制限する。レッドのゾーンに入るとロボットは完全に停止し、作業者がロボットに安全に近づいて整備を行うことができる

カスタマイズの手軽さ

  • 「アームサイドインターフェース(ASI)」で、リードスルールーチン中に姿勢を設定可能
  • 「リードスループログラミング」で、GoFaをさまざまな姿勢に動かし、カスタマイズすることが可能
  • 「ウィザードイージープログラミングソフトウェア」で、プログラミング言語の知識がなくても、必要なプロセスをドラッグ&ドロップでプログラムを作成可能

豊富な専門知識

ABBは1974年以来50万台以上のロボットソリューションを導入してきた。1,000社以上のグローバルパートナーのネットワークによってサポートされてきたABBのグローバルな産業とアプリケーションの専門知識を享受することができる。

状態監視と診断

ABBの協働ロボットの導入には、「ABB Ability™」の状態監視と診断を提供するスタートアップパッケージが含まれている。

サポートホットライン

ABBのエキスパートによる技術支援にアクセスするためのサポートホットラインを最初の6カ月間は無料で提供される。

利用場面例

『GoFa™』と『SWIFTI™』は、製造業、医療研究室、物流拠点、倉庫、作業場、小規模生産施設などにおけるマテリアルハンドリング、機械加工、部品組立、梱包などのタスクをこなせるように設計されている。

開発の背景

欧州、米国、中国の大企業、および中小企業1,650社のCEOやマネージングディレクターを対象としたグローバル調査(ABB産業調査2021年1月)では、

  • 84%の企業が、今後10年間にロボットと自動化の使用を導入するまたは増やすと回答した
  • 85%の企業が、パンデミックは自社のビジネスと産業にとって「ゲームチェンジャー」であり、新型コロナウイルスは自動化への投資を加速させる要因となっていると述べている

ことが明らかになった。

また、

  • 43%の企業が、職場の健康と安全性を向上させるためにロボットに期待している
  • 51%の企業が、ロボットがソーシャルディスタンスを向上させることができると感じている
  • 36%の企業が、従業員の仕事の質を向上させるためにロボットによる自動化の利用を検討している
  • 78%の企業オーナーが、反復的で人間工学的に困難な仕事のためのスタッフの採用と維持に課題感を抱いている

といったことも分かった。

データで見る、協働ロボットの可能性

  • 2019年には、世界で22,000台以上の新たな協働ロボットが導入され、前年比19%増となった(Interact Analysis The Collaborative Robot Market 3rd Edition)
  • 協働ロボットの需要は、2020年から2025年の間に17%のCAGRで成長すると推定されている(Interact Analysis The Collaborative Robot Market 3rd Edition、ABB社内分析)
  • 世界の協働ロボットの売上高は、2019年の推定約7億ドルから2025年までに14億ドルに増加すると予想されている(Interact Analysis The Collaborative Robot Market 3rd Edition、ABB社内分析)
  • 産業用ロボットの世界市場は、2020年には450億ドルから2023年には580億ドル(CAGR 9%)に成長すると予測されている(ABB社内分析)

ABBの協働ロボットポートフォリオの拡大は、ビジネスを変革し、経済の新しい分野に自動化を推進している。今回の拡大は、私たちのビジネスエリアがポートフォリオの革新を通じて高成長セグメントに焦点を合わせたことに続き、収益性の高い成長を推進することに貢献する。

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ものづくりニュース編集部です。日本の製造業、ものづくりの活性化を目指し、日々がんばっています。