ハイオス、ロボット用電動ドライバーBLFA/PGFAを11/4発売 合否判定と操作盤刷新
この記事の内容をまとめると…
- ロボット用電動ドライバーの新モデル『BLFA』『PGFA』シリーズ発売
- 従来の『BLF』『PGF』シリーズをアップデートしたパフォーマンス機能搭載モデル
- ネジ締め合否判定機能とオペレーションボックス刷新
株式会社ハイオスは、ロボット用電動ドライバーの新モデル『BLFA』『PGFA』シリーズを2025年11月4日(火)より発売する。従来の『BLF』『PGF』シリーズをアップデートし、先進のパフォーマンス機能を搭載した。
『BLFA』『PGFA』シリーズ詳細
株式会社ハイオス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:戸津勝行)が発売する『BLFA』『PGFA』シリーズは、従来の『BLF』『PGF』シリーズをアップデートしたロボット用ドライバーである。出力トルクやトルク精度などの基本性能はそのままに、先進のパフォーマンス機能を搭載した次世代のロボット用ドライバーとして新たに登場する。ドライバーを制御するコントローラーは刷新され、作業負荷の高い過酷なオペレーションにも耐える堅牢性を備えたオペレーションボックスがドライバーを操作する。鮮やかで操作しやすいカラータッチディスプレイを備えたオペレーションボックスは、ネジ締め中に必要なパラメータやステータスガイドを表示する。スタンダードなネジ締めをはじめ、仮締め、2段階自動速度可変など、さまざまな用途に対応したネジ締めアクションモードと不良流出を防止する合否判定機能を搭載する。シリーズ好評のサクション機構は互換性をもたせつつ、これまで以上にネジ締結のパフォーマンス向上をサポートする。すべてのモデルで採用しているブラシレスモーターが安定した繰り返しトルク精度を実現する。ネジを締め付けるたびにトルク不足*やネジ浮きなど不良をチェックし、締め付けトルクや時間など作業データを出力し、トレーサビリティに活用できる。*PGFA+PG-01FAの場合。サクションアタッチメントは負圧吸着でネジをピックアップし、深穴や壁際など難作業のネジ締めにも対応する。
どのように活用する?
・ネジ締め合否判定機能
・締め付けトルクや時間など作業データの出力とトレーサビリティへの活用
・負圧吸着でネジをピックアップするサクションアタッチメント
・深穴や壁際など難作業のネジ締めへの対応
・スタンダードなネジ締め、仮締め、2段階自動速度可変などのネジ締めアクションモード
・マルチアサインによる最大8つのネジ締め条件設定
・ダイレクトティーチングによる回転数、ネジ締め作業時間の教示と良否の評価
・タッチ式カラーディスプレイによるステータスや判定結果の確認
・シリアル通信によるデータ出力と拡張モードの搭載
・正転・逆転、回転数指定の仮締め、2段階の自動速度可変、着座後に指定した回転数分逆転するモード
仕様・スペック
| BLFAシリーズ | 全3機種/出力トルク(N・m)0.03〜2.5 |
|---|---|
| PGFAシリーズ | 全3機種/出力トルク(N・m)0.2〜2.8 |
| オペレーションボックス | BL-OP-AY01 |
| サクションアタッチメント | 負圧吸着でネジをピックアップ |