島津製作所、食品向けインライン水分率モニター『MMSシリーズ』発売 非...

島津製作所、食品向けインライン水分率モニター『MMSシリーズ』発売 非破壊・全数検査に対応

この記事の内容をまとめると…

  • 食品中の水分率を非破壊・非接触でリアルタイム測定するインライン水分率モニター「MMSシリーズ」を発売
  • インラインで全数検査を可能にし、厚みのある食品の計測にも対応
  • 小型・軽量かつ防水で既存ラインに容易に取り付け可能、メンテナンスが容易

島津製作所は、電磁波の水分によるエネルギー減衰差を利用し、食品が流れるコンベアや運搬トレイ上部にセンサーを設置して通過時に水分率を測定するインライン水分率モニター「MMSシリーズ」を発売した。非破壊・非接触での高精度測定により、品質の均一性の確保やフードロス削減に寄与するとしている。

MMSシリーズ詳細

同シリーズは、電磁波を用いた計測技術を装置化したもので、近赤外線手法では難しかった厚みのある食品にも対応する。インラインでの全数検査を実現し、生産段階で水分率を瞬時に把握できる。センサー部は小型・軽量で既存の生産ラインに取り付けやすく、防水機能を備え清掃などのメンテナンスも容易である。

どのように活用する?

コンベアや運搬トレイ上部にセンサーを設置し、対象食品が通過する際に水分率をリアルタイムで測定する。インラインでの全数検査により、品質の均一性維持とフードロス削減に資する。

関連リンク


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。