堀場アドバンストテクノ、9/3発売のポータブル濁度計「LAQUA‑TB220」|0.01~2000 NTU・IP67・2000件保存
この記事の内容をまとめると…
- ポータブル濁度計「LAQUA‑TB220」を2025年9月3日に発売
- 透過散乱光方式を採用し、0.01 NTU〜2000 NTUの測定レンジと高い正確性
- IP67相当の防水・防塵、最大2000件のデータ保存とPC転送に対応
水質分析計の統合ブランド「LAQUA」シリーズの新製品、ポータブル濁度計「LAQUA‑TB220」を2025年9月3日に発売。透過散乱光方式により0.01 NTU〜2000 NTUの幅広いレンジで正確に測定でき、IP67 相当の防水・防塵構造や最大2000件のデータ保存、PC転送に対応する。
LAQUA‑TB220詳細
「LAQUA‑TB220」は、シリーズ初の濁度測定に特化したポータブル型水質計である。液体に光を当て散乱光と透過光を組み合わせて測定する透過散乱光方式を採用し、低濁度から高濁度まで幅広いレンジで正確性と安定性の高い測定が可能である。屋内外を問わず多様な環境での使用を想定し、持ち運びしやすい設計とした。測定データは内部メモリに最大2000件まで保存でき、PCへのデータ転送にも対応する。2025年9月3日〜5日に開催される「JASIS 2025」(幕張メッセ)に出展する。
どのように活用する?
下水や排水の水質管理から、食品・飲料などラボにおける品質管理まで、多様な環境での濁度測定に活用できる。
仕様・スペック
測定方式 | 透過散乱光方式(散乱光法と透過光法の要素を組み合わせ) |
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測定レンジ | 0.01 NTU〜2000 NTU |
繰り返し性 | 測定値に対して±2%もしくは±0.02 NTUの大きい方 |
サイズ | 縦21 cm、幅11 cm、高さ5.5 cm |
重量 | 410 g(単3アルカリ乾電池4本の重量を含まず) |
防水・防塵構造 | IP67 相当(容器の挿入部除く) |
データ保存 | 最大2000件(内部メモリ) |
PC接続 | データ転送に対応 |
その他
開発の背景として、濁度計は環境調査や工業プロセスにおける品質管理で広く利用されており、屋内外で柔軟に測定できるポータブル機のニーズに応える製品である。