AGEST、『TestArchitect Cloud』を正式リリース—ノーコードのテスト自動化、ABT×AIで保守負担低減
この記事の内容をまとめると…
- ノーコード・クラウドネイティブなテスト自動化プラットフォーム「TestArchitect Cloud」を正式リリース
- Action Based Testing(ABT)手法とAIの組み合わせによりモジュール化とメンテナンス低減を実現
- 2025年9月2日に米国で提供開始、日本でも順次提供予定
株式会社AGESTのグループ会社であるLogiGearが開発したテスト自動化ツール「TestArchitect」において、次世代のクラウドネイティブプラットフォーム「TestArchitect Cloud」を正式リリースした。ノーコードにより環境構築や運用の負担を抑え、迅速なテストを支援する。
TestArchitect Cloud詳細
近年、アジャイル開発が主流となり高速なテストが求められている。一方で従来のテストでは、環境構築の手間、専門家の不足、環境の多様化といった課題があった。
「TestArchitect Cloud」はノーコードでのテスト自動化を可能とし、クラウドネイティブなサービスであるため煩雑な環境構築や運用が不要である。オンプレミス環境の構築や運用にかかる手間とコストの削減をうたう。実績のある「TestArchitect」の機能に加え、Action Based Testing(ABT)手法とAI技術を組み合わせ、QAチームが効率的かつモジュール化された自動化を実現し、テストのメンテナンスにかかるコスト削減を可能にする。
主な機能
- スプレッドシートのようなIDE:Excelのような直感的なインターフェースで、コーディング不要でテスト作成が可能である。
- インターフェース要素リポジトリ:UI要素を一箇所で管理し、デザイン変更時も一度の修正で全テストへ自動適用される。
- UI Mapify:画面上で要素をポイント&クリックするだけで、テストに必要な技術情報を自動取得できる。
- 高レベルアクション:頻繁に使う操作をワークフローとして再利用でき、作業の重複やメンテナンスの手間を抑えられる。
- クラウドテストエージェント:複数ブラウザでのテスト実行が場所を選ばず可能で、必要な時にスケールアップできる。
- バリエーション:プラットフォームや言語、環境設定が異なる場合でも一つのテストを流用できる。
- データ駆動型テスト:テストのロジックとデータを分離し、同一テストを複数データパターンで実行できる。
- 実行、ライブビュー、スクリーンショット記録:実行状況のリアルタイム確認と整理されたログ、詳細なスクリーンショットの自動記録が可能である。
その他
提供開始:2025年9月2日より米国で提供開始。日本でも順次提供開始予定である。
サービスサイト:https://agest.co.jp/solution/testarchitect/
お問い合わせURL:https://agest.co.jp/inquiry/service/
【ロジギアについて】1994年に米国シリコンバレーで設立され、ソフトウェアテストツールとQAサービスを提供している。米国、日本、ベトナムを拠点とし、TestArchitectはオンプレミス版とクラウドネイティブ版の両方で提供されている。
【AGESTについて】先端品質テクノロジーを活用し、次世代QAソリューションの提供を通じて高度デジタル社会の発展に貢献している。