TOPPAN、e-Platchに熱中症リスク可視化機能を追加し労働安全...

TOPPAN、e-Platchに熱中症リスク可視化機能を追加し労働安全規則改正に対応

この記事の内容をまとめると…

  • スマート点検支援サービス「e-Platch™」に熱中症リスク可視化機能を追加
  • WBGT値や温湿度を常時監視し、多拠点の一元管理が可能
  • 労働安全衛生規則の改正による熱中症対策義務化に対応

作業現場の安全確保と効率化を目的に、スマート点検支援サービス「e-Platch™」に新機能として熱中症リスクを可視化するソリューションが追加された。WBGT値や温湿度をセンサーで常時監視し、データをクラウドで一元管理できる。これにより、現場の作業員や管理部門がリアルタイムに熱中症リスクを把握でき、2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則に基づく義務対応を支援する。

e-Platch™詳細

本ソリューションは、LPWA規格「ZETA」に対応し、電波が届きにくい環境や複数拠点での熱中症リスク可視化を実現する。JIS規格準拠のWBGTセンサーと表示パネル(オプション)を採用し、現場でも正確なWBGT値と気温を表示可能とした。全国の工場や事業所を統合的に監視でき、拠点間の比較や全社的な安全基準の適用を容易にする。さらに、漏水やCO₂、電力使用量など多様なセンサーを追加でき、工場全体のDXを推進する拡張性を備えている。

どのように活用する?

本ソリューションにより、計測や記録作業を自動化し、管理負担を軽減することができる。現場作業員も設置された表示パネルでリアルタイムにWBGT値を確認でき、能動的な安全行動を取ることが可能となる。また、e-Platch™の導入事例では、点検作業時間の大幅削減やコスト削減効果が確認されており、業務最適化や環境配慮型の工場運営にも貢献している。

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アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。