慶洋エンジニアリング、現場向け熱中症対策製品2種を7月15日発売—体温...

慶洋エンジニアリング、現場向け熱中症対策製品2種を7月15日発売—体温アラートとWBGT測定器

この記事の内容をまとめると…

  • 慶洋エンジニアリングが熱中症対策製品2種を7月15日より販売開始
  • 「体温アラートバンド」は3方式で暑熱リスクを通知
  • 「黒球式WBGT測定器」は正確なWBGTを数値化し、予防行動を促進

熱中症リスクの高い作業現場に向けて、慶洋エンジニアリングは「熱中症指数計」と「体温アラートバンド」の2製品を7月15日(火)より発売する。暑熱環境下での安全確保を支援するツールとして、リスクの軽減に寄与する。

体温アラートバンド詳細

熱中症警戒アラートバンド【AN-S153】は、ウォッチタイプのリストバンド型デバイスである。15秒ごとに裏面センサーが自動測定を行い、暑熱リスクをLED発光、アラート音、バイブレーションの3方式で通知する。防水防塵性能はIP67で、日常生活の大半に対応する。

電源にはUSB充電式のリチウムイオンバッテリー(110mAh)を採用しており、約2時間の充電で約3.5日間動作する。充電残量は3段階で表示される。同梱品として、マグネット式充電ケーブル、ベルト、取扱説明書(保証書)が付属する。

仕様・スペック

製品名 充電式熱中症警戒アラートバンド AN-S153
カラー ブラック
充電時間 約2時間
連続使用時間 約3.5日
防水性能 IP67
本体サイズ 約25×47×10.5 mm
質量 約13 g
電池 リチウムイオン 110 mAh
入力電圧 5V/1A
想定売価 3,980円(税込)
JANコード 4545708006733

黒球式熱中症指数計詳細

黒球式WBGT測定器【AN-S156】は、輻射熱の影響を受けても正確に暑さ指数(WBGT)を計測できる黒球式温湿度計である。気温・湿度・輻射熱をもとにWBGTを算出し、数値表示することでリスクの「見える化」を実現する。屋内外で使用可能。

画面には「注意・警戒・厳重警戒・危険」の4段階リスクレベルを表示し、設定値を超えるとアラーム音で警告する仕様となっている。カラビナ付きストラップと三脚対応ねじ穴を備えており、設置の柔軟性も高い。JIS B 7922:2023準拠。

仕様・スペック

製品名 黒球式熱中症指数計 AN-S156
規格 JIS B 7922:2023準拠
WBGT 0.0〜50.0℃、精度±2.0℃(20.0〜40.0℃)
気温 0.0〜50.0℃、精度±1.0℃(20.0〜40.0℃)
湿度 10.0〜90%、精度±5%(35.0〜75.0%)
黒球温度 0〜70℃
測定感覚 約15〜25秒に1回
使用環境 気温0〜50℃、湿度10〜80%未満(結露なきこと)
保存環境 気温−10〜50℃、湿度10〜90%未満(結露なきこと)
電源 単4乾電池×2(別売)
黒球サイズ 直径32 mm
本体サイズ 約69×31×122 mm
質量 約67 g
想定売価 6,980円(税込)
JANコード 4545708006771

関連リンク


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。