三菱重工、車両搬送ロボットの国産化を完了 日本特有の駐車環境に対応
この記事の内容をまとめると…
- 車両搬送ロボットの国産化を完了
- 日本特有の設置環境に対応した仕様にカスタマイズ可能
- 生産拠点での工程管理と品質管理を強化
三菱重工機械システム株式会社は、立体駐車場などで使用される車両搬送ロボットについて、国産化を完了したと発表した。国産化によって製品のさらなる信頼性向上が期待されるほか、日本固有の環境条件やニーズに即したカスタマイズ対応も可能となる。
車両搬送ロボット詳細
今回国産化が完了したのは、立体駐車場の入出庫装置に用いられる車両搬送ロボットである。従来は海外の協力会社が製造を担っていたが、2023年度から生産拠点である明石工場での製造に移行し、2024年3月時点で国産化を完了した。