ワゴジャパン スプリング式端子台、小型タイプ追加 多様な結線実現
ワゴジャパン(東京都江東区)は、スプリング式端子台「TOPJOB S」に、小型タイプの「2050/2250シリーズ」を、2020年秋から順次発売する。
新製品は、横幅33.2ミリ、高さ27.2ミリ(取り付け部含まず)、ピッチ3.5ミリの小型・省スペース端子台で、狭い場所や小型中継ボックス内、モータや機器の電源、入出力端子などの用途に最適。取り付け方法は、DIN15レールマウント、スナップイン、パネル面へのねじ固定の3種類があり、用途に合わせて選択できる。
また、結線方式はPush-in CAGE CLAMPスプリングを採用しており、単線・フェルール付きより線は差し込むだけで結線でき、より線もスプリング操作により圧着端子不要で簡単に結線可能。
スプリングの操作は、ドライバ式(2050シリーズ)とボタン式(2250シリーズ)の2つがあり、取り付け方法が同じ機種であれば混在して組み合わせ使用ができる。例えば、出荷前の結線部はドライバ操作式とし、現地で配線部分をボタン操作式にすることで誤配線の防止や配線の責任分界点を明確にすることも可能。
そのほか、結線後は振動に強くゆるまず、増し締めなどのメンテナンスが不要、ジャンパやマーカなどのアクセサリも完備などの特徴を有する。
主な仕様は次の通り。
▽適合電線=0.14〜1(最大1.5)mm2/AWG24〜16
▽端子ピッチ=3.5ミリ▽定格=500V(UL300V)/13.5A
▽適合規格=JIS/IEC、CCA、UL、CSA、IECEx、AEx。