ポカヨケの3つの検査機能
1.源流検査……ポカミスの不良への転化を阻止する
作業者が発生させたポカミスを作業者自身に気づかせ、すぐに修正させることにより、ポカミスを不良に転化させない。
2.自主検査……自工程が発生させてしまった不良の発見
自工程で発生させてしまった不良の1つ目を発見し、2つ目以降の不良の生産をとめる。
3.順次検査……前工程から流れてくる不良の発見
自工程に侵入してきた不良を、自工程の入口で発見する。
不良を発見した場合は、前工程に直ちに連絡し、手直しと再発防止対策を打たせる。
「日本の生産進化の過程におけるポカヨケの位置」
1.1個流し<一般的に行われている>
↓
2.平準化仕掛け<トヨタが秀でた点>
↓
3.人偏のついた自働化<トヨタが秀でた点>
↓
4.シングル段取化<一般的に行われている>
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5.ポカヨケ<一般的に行われている>
↓
6.生産性評価<トヨタが秀でた点……問題点を顕在化させ人に示す>
↓
7.問題解決手法<トヨタが秀でた点……示された問題点を人が解決する>
特に、「平準化仕掛け」と「生産性評価」は、トヨタのレベルは世界最高水準です。
他企業の追従を許していないと思います。
にもかかわらず、トヨタの評価は地に落ちてしまっています。
「くやしーデス!」
韓国、中国企業が過大に評価されていると思います。
私の見た範囲ですが、上記の進化過程を当て嵌めてみても、全然できていませんでした。
日本企業の生産技術レベルは本当にすごいのです。