北陽電機、カウンタの生産を終了 技術と生産設備維持困難
北陽電機(大阪市西区)は、カウンタ機器の生産を終了する。電子カウンタは2020年3月末で受注受付終了、同6月末に出荷終了、電磁・回転式カウンタは同9月末に受注受付終了、21年3月末で出荷終了する。修理も、電子は23年6月末、電磁・回転は23年3月末で受付を終了する。
同社は、1946年の創業以来、長年にわたりカウンタを生産し高いシェアを獲得。光電センサと並ぶ大きな売り上げ実績を残してきた。
しかし、近年は、PLCなどでの機能代替が進み需要が減少傾向で、技術継承、生産設備の維持管理が困難な状況となってきたことから、生産を終了することにしたもの。
生産終了機種は、電子カウンタ(DC-Jシリーズ、DC-JMシリーズ、DC-Mシリーズ、DC-VAシリーズ、DT-Jシリーズ、DS-Jシリーズ)全機種、電磁カウンタ(AC-NS、AC-NK、AC-L、AC-NEシリーズ)全機種、回転式カウンタ(AC-ZBシリーズ)。