12月2日は「国家の日」でお休みでした。| ラオス縫製工場の日常

12月2日は「国家の日」でお休みでした。| ラオス縫製工場の日常

※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。
 

12月2日の土曜日は「国家の日」でお休みでした。(ラオスの縫製工場は、通常、CBC Laoに限らず土曜日も仕事があります。)

 

この「国家の日」というの英語でいう「natiaol day」のこと言い、国によっては「独立を宣言した日」であったり、「革命の日」であったり、「国王の誕生日」であったりします。

日本の「国家の日」にあたるのは、紀元前660年に神武天皇が即位した日とされる「建国記念日」あるいは「天皇誕生日」がそれにあたるようです。

 

では、12月2日のラオスの「国家の日」は何を記念する日なのかというと、ラオスの共産党が王政を倒して、「ラオス人民民主共和国」の設立を宣言した日となっています。ラオス人民民主共和国は、1975年12月2日に王政を倒し成立したので、今年で42年目となります。

この日をお祝いするために、先週くらいからは、いろいろなところで、ラオス国旗が飾られていました。

また、前日の12月1日は、大統領や首相などが、ラオスの建国の父と呼ばれるカイソン元大統領の記念館の前に花を供えるなどの儀式があったようです。現在の大統領などにとっては、多くの仲間の命が失われる中で、命がけで王政と戦って成立したラオス人民民主共和国なので、とても大切にしているように感じます。(明治維新の立役者が、明治政府の重職についている感じでしょうか。)

12月2日は「国家の日」でお休みでした_01

ちなみに、ラオスの国旗は次のようなものです。

12月2日は「国家の日」でお休みでした_02

この旗の意味するところは……

 

赤:独立闘争で流された血

青:国の豊かさ

白:メコン川にのぼる月

 

外国人として、外国に住まわせてもらい、働かせてもらっている立場として、ラオスの文化や歴史に敬意を払わなければいけません。あまりラオスの歴史には詳しくありませんが、少しずつでもラオスの歴史を勉強していこうと思います!!

 

出典:海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。