社内全体カイゼン日からの3S企業見学会<機械工具屋さんの3S活動奮闘記>
(株)鬼柳の葛西です。
1月の最終土曜日に恒例の社内全体カイゼンを行ないました。
翌々週には、「第3回いわて3Sサミット」開催されるのと、翌日には3S企業見学会が行なわれるため、事務所廊下の床塗りと2階倉庫の床塗りを中心に行ないました。
昨年も北上川流域ネットワーク様主催で「3S先進企業見学会」が開催され、当社とグループメンバーでもある(株)市川製作所さんとアイシン東北(株)様が見学先に選ばれました。
(当社は先進企業かと言われるとビミョウですが……)
見学者の方達から、下の倉庫は床が塗られているけど2階の倉庫は塗らないのか?というような質問が多く、12月の社内全体カイゼンから少しずつ塗装を始めたという経緯です。
事務所の廊下はコンクリートの打ちっ放しで寒々と感じられたり、2階倉庫は木の床で古ぼけた印象なので今回はアイボリー色を選定しました。
実際作業に入ってみると、色を塗るより塗装前のマスキング作業のほうが大変で、私みたいに飽きやすい性格の人間にとっては本当に辛い作業です……
今回は女性社員が中心になり、積極的にマスキング作業を手伝ってくれたので塗装作業も比較的スムーズに進みました。
やはり先人の諺は当たっていて「段どり八分……」というのは本当みたいです。
で、先週の金曜日には「3S企業見学会」が開催され、市内外の企業様や県外(遠くは大阪)企業様が2回に分けて見学に来られました。
2回に分けても総勢で40名弱の見学者が来られるので、3つの班に分かれて見学していただきました。
見学者を案内する社員も説明がだいぶ板に付いてきていて、当時の苦労話や改善した事によっての効果等を約1時間くらい見学してもらいました。
見学者からは「案内をしてくれた社員さんの説明がわかり易かった」というようなアンケート結果を頂けたので非常に良かったです。
やはり誰かが行なったカイゼンをマニュアル通りに説明するより、自分達で行なった事を自分達の言葉で説明するからこそ「わかり易さ」に繋がるのかもしれませんね。
良かったや素晴らしいという意見があった半面で鋭い指摘や提案等も頂けたので、今後の3Sカイゼン活動のネタや糧になればいいなぁと思います。
ある方が「よくBeforeとAfterの写真を貼っているのを見掛けるが、そのカイゼンが終わればBefore写真を破り捨て、Afterの写真を新しいカイゼンの為のBefore写真にするような気持ちが大事」と仰ってました。
たぶん、それが「カイゼンにはゴールが無くやり続けることが大事」ということなんだろうなぁと思います。
来週の月曜日は恒例の3S定例会が開催されるので、様子についてはまた後日ブログにアップしたいと思います。
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