ホワイトカラーは危機感を!|元トヨタマンの目
一生懸命勉強して大学へ入って、いい会社へ就職する。
そうするとホワイトカラーとなる。
かっこいい高層ビルのオフィスで一日中デスクワークとなる。
もうこれは棺桶へ足一本状態だと思った方がいい。
運動量が徹底的に少なくなってしまうからだ。
よく健康維持には、1日40分のウォーキングが必要とかいう。
ブルーカラーの場合、そんなものは朝飯前のことだ。
健康面ではブルーカラーの仕事はバッチリだ。
また、自動車の普及の増加に正比例して糖尿病が増加したともいう。
ホワイトカラーにとってはさらに耳が痛い。
私自身、あこがれのホワイトカラーというやつになって、運動量がめっきり減少し、お決まりのように、厄年で痛風・高脂血症になった。
ここから一念発起、ベジタリアン、甘い飲料禁止(まんじゅうとかの固形は食べます)、毎日なにせ歩く、駅のホームで待つ時はホームを歩く、電車や新幹線はなるべく立つ等々の仙人生活に入った。
10年かかりようやく正常に戻った。
ようやく棺桶から片足を出せれた感じだ。
ところで、親からはいろいろ遺伝を受ける。
しかし「長生き」に関しては、前提条件があると思う。
<この関係は成り立つ場合が多いと思う>
親……ブルーカラー……長生き
子……ブルーカラー……長生き
*「体質」「生活習慣」「運動量」がほとんど同じだからだ。
<しかしこの関係はどうか?>
親……ブルーカラー……長生き
子……ホワイトカラー……?
*「体質」「生活習慣」同じでも、「運動量」が決定的に違ってくる。
したがって「親が長生きだから、俺も大丈夫だ」と思わないで、きちっと分析してみる必要があると思う。