解析よもやま話「学生フォーミュラの見学に行ってきました」
※解析よもやま話はAltairの提供でお届けいたします。
歳をとると時間がたつのが早いもので、前回行ったのはつい最近かと思ったらもう一年たっていたのでした。
昨年と同じく日蔭の無い暑い会場で、しかも今年は前日(9/5)が大雨だったとのことで、参加者の皆さん本当にごくろうさまでした。
走っているマシンを見ていると、皆さん運転がうまいし、クルマそのものも操縦しやすそうに仕上がっているのに感心しました。
CAEの技術は年々進歩していますが、操縦のしやすさを評価できるところまではまだまだ到達していないと感じています。
こういうところに皆さんが毎年積み重ねてきた設計ノウハウが活きていることがよくわかります。
今までは強度耐久性や衝突安全性のような定量的に評価しやすい項目がCAEの対象として取り上げられてきた訳ですが、今後は心地よい音や気持ち良い操縦性といった感性の領域が大事な分野となってきます。
今後のCAE技術の進歩にぜひご期待ください。