ものづくりニュース by aperza

4つのカメラからビデオを受信し、自動的に同期するデシリアライザ ([E...

2016/10/31 IT media

4つのカメラからビデオを受信し、自動的に同期するデシリアライザ ([EDN Japan])

 Maxim Integrated Products(マキシム インテグレーテッド プロダクツ)は2015年7月、車載アプリケーションの4つのサラウンドビューカメラストリームを統合する、クワッドデシリアライザ「MAX9286」を発表した。

 MAX9286は、最大15mのシールドツイストペア(STP)または同軸ケーブルを介し、4つのカメラからビデオを受信して自動的に同期化する。データは、4レーンの業界標準CSI-2インタフェースを経由し、ビデオプロセッサへ出力。カメラ同期用の追加ソフトウェアは必要ない。

基板スペースと部品数を削減

 MAX9286は、カメラ同期信号の自動生成、複数センサーからの画像データの同一ピクセルへの整合、主要パラメータのユーザー設定機能により、ADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)用サラウンドビューシステムの設計時間を削減できる。さらに、集積化によって4つの個別デシリアライザとFPGAを不要にし、基板スペースと部品数を削減。Power-over-Coaxケーブルに対応したことで、配線数・コストも削減できるという。

クワッドデシリアライザ「MAX9286」のイメージ

 他に自己診断機能として、内蔵リンクビットエラーレート(BER)診断、カメラ同期喪失、ケーブル天絡/地絡の検出機能なども搭載した。

 動作温度範囲は−40℃〜105℃で、8×8mmの56ピンTQFN/QFNDパッケージで提供される。


エレクトロニクス技術を活用した設計・開発手法および製品動向を解説する技術情報メディアです。エンジニアの経験がある編集スタッフに加えて、設計・開発の第一線で活躍中のメーカーのエンジニアが、最新のエレクトロニクス技術・製品を活用するための手法などを詳しく解説します。さらに新製品に関するニュースのほか、アナログ設計やノイズ対策といったエンジニアの関心が高いテーマを題材にしたコラムも随時掲載しています。エレクトロニクス関連製品の設計・開発にたずさわるエンジニアにとっては、日々の業務に不可欠な情報源です。 http://ednjapan.com/