【設備投資】6月第1週の新工場・増設情報まとめ(日系海外)
◆日新電機ベトナム、装置部品第2工場を稼動開始
日新電機のグループ会社の日新電機ベトナムは、バクニン省ティエンソン工業団地に装置部品の第2工場を建設。稼働を開始した。同工場は1万697平方メートル、投資額は500万USドル(約5億4500万円)
参考:日新電機
◆三浦工業、ブラジルにボイラー新工場
産業用ボイラー大手の三浦工業(愛媛県松山市、宮内大介社長)は、ブラジルのジュンジャイ市に新工場を開設した。新工場は広さ1500平方メートルで、小型ボイラーを年間50台生産が可能。
参考:三浦工業
◆京セラ、中国江西省に切削工具の新工場完成
京セラ(京都市伏見区)は、中国江西省贛州(かんしゅう)市に黔説していた京セラ精密工具(KPTG)の新工場が完成し、3日に竣工式を行った。
KPTGは中国の自動車産業向けに切削工具の需要拡大に対応するため、贛州海盛タングステンモリブデン集団有限公司との合弁会社として設立。新工場は2万平方メートルの土地に2階建の建屋2万3000平方メートル。超硬チップを生産する。
参考:京セラ
◆レンゴー、中国江蘇省に医薬品向け包装材料の新工場
レンゴー(大阪市北区)は、医薬品向けの包装材料を製造・販売する中国江蘇省のグループ会社・江蘇中金江蘇中金瑪泰医薬包装有限公司の新工場が完成したことを発表した。錠剤・カプセル薬の容器であるPTP(Press Through Package)用アルミ製品の新工場となる。建屋の面積は9915平方メートル。主要設備は印刷塗布機2台、スリッター機2台。いずれも年内に2台ずつ増設予定となっている。
参考:レンゴー
◆サトー、インドネシア・ジャカルタ郊外にラベル製造工場を移転・新設
サトーホールディングスは、インドネシアで自動認識関連製品の製造を手がけるPT.SATO LABEL INDONESIAのラベル製造工場をジャカルタ近郊に移転・新設し、5月から稼働を開始した。新工場は9366平方メートルの敷地面積に3528平方メートルの建屋。プリンタ用ラベルの製造設備を増強したほか、陽圧設備を導入し、ヘルスケアや食品、工業製品の製造業など高い衛生管理水準を求めるニーズに対しても高品質ラベルを提供できるようになる。
参考:サトーホールディングス
◆アイリスオーヤマ、中国広東省に新工場。来年8月の完成目指す
アイリスオーヤマ(仙台市青葉区)は、中国広東省広州市に新工場を建設。来年8月の完成を目指す。新工場は中国9番目の工場で、家電製品やLED照明、プラスチック製品などを生産し、年間約50億円の出荷を見込んでいるという。
参考:アイリスオーヤマ