製造業

とは？　

材料や部品を加工や組み立てをして製品を作り、販売する企業と、その業界のこと

です。

<かんたん解説>

つまり、何かものを作って売る企業とその業界が製造業です。

自動車やテレビはもちろんのこと、衣服や食品メーカーも製造業のひとつ。
化学薬品や化粧品メーカーなども製造業に入ります。

とはいえ、
家やマンションを建てる建設業、
食事を作って販売するレストランや飲食店は製造業には入りません。

主に地面の上に固定するものを作るのが建設業（家やビル、橋など）、
固定はしない、固定をしても地面ではなく床面に設置するものを作るのが製造業。

食事とサービスを一緒に提供するレストランは飲食サービス業
食品を作って販売店に売り、サービスは販売店が行う、つまり製品だけ販売するのは食品製造業です。

製造業というと、
自動車や電子機器を作ったり、町工場などのイメージが強いですが、
実は私たちが普段食べている食品や着ている服なんかを作っているメーカーも、
実は製造業の企業なのです。

製造業が私たちの生活に密着し、支えていることを感じてもらえたら嬉しいですね。

<製造業ってなんで大事なの？>

日本のGDPは約520兆円。
このうち製造業が20％となる100兆円超を占め、産業別ではトップ。
卸・小売業、不動産業、建設業は10％前後しかなく、
日本の経済の中心は製造業です。

いま日本で働いている人の数は6500万人。
このうち製造業で1053万人もの人が働いています。
卸・小売業で1066万人についで２番目に大きい数字。
約５人に一人が製造業で働いています。

日本人がお金を稼いで豊かになろうと思ったら、
まずは一番大きな産業で、
多くの人が働いている製造業が
お金を稼げるようになるのが第一です。

<もっと詳しく知りたい人は>
Wikipedia　製造業

総務省、日本標準産業分類

◎ものウィキは、
Wikipediaには難しいことが書いてある、
企業のホームページを見ても分からない、
ましてや技術論文なんか出てきたら読む気が失せてしまう、
そんな製造業の初心者に向けた“やさしすぎる”用語辞典です。
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