裁断台がピカピカになりました | ラオス縫製工場の日常

裁断台がピカピカになりました | ラオス縫製工場の日常

※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。

 

縫製工場の裁断場の中心にあるのは裁断台。CBC Laoは2台の裁断台があります。

1つは幅の狭いシャツやパンツなどの衣類用の裁断台、もう1つは幅の広い布団カバーやベッドシーツなどの寝具用の裁断台です。それらの裁断台も毎日使っていると、表面のコーティングが少しずつ剥がれてきます。

幅の狭いの方の裁断台はこんな感じに。

ということで、裁断台に新しい板を貼り付けることにしました。

白いコーティングがされてるベニヤ板をトラックで買ってきました。

ボンドをつける前にしっかり台の汚れを落とします。汚れがついていると、うまくボンドがつきません。

裁断台とコーティングをしてあるベニヤ板の両方にボンドを塗ります。このボンドはとても強力で、一度張り付くと絶対にとれません。

そして、ベニヤ板を慎重に裁断台にのせてきます。

一度置くと貼り直すことはできないので、全員で少しずつ慎重においていきます。「ゆっくり!!」だとか「もう少し押して!!」などの言葉が飛び交います。

2枚目、3枚目のベニヤ板も慎重に順番に貼っていきます。

狭い部分は、ちょうど良い大きさに切って貼り付けます。電動のこぎりで裁断するのもお手のもの。

残りの部分にちょうど良い大きさに切ったベニヤ板を貼っていきます。

完成です☆☆ みちがえるようにきれいになりました!

海外の縫製工場では、こんな感じで自分たちで修理することがほとんどです。

裁断場の男性陣も、皆、自分の家や親戚の家を作ったことあり、裁断だけでなく、大工仕事もお手の物です。

ラオスでは、多くの人が自分たちで家を作ります。コンクリートをこねることから、コンクリートの型を作ること、木材を切って床板を作ること、レンガを貼り付けること、電気の配線をすることなどなど。

 

手先はとても器用な上に、ものを作ること、修理をすることの経験がとても豊富です!

次の機会に、裁断場の男性陣が総出で作ったCBC Lao自慢の検反機を紹介します。

 

出典:海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。