表示標識と見える化<機械工具屋さんの3S活動奮闘記>
(株)鬼柳の葛西です。
当社の3Sカイゼン活動もスタートしてから丸4年を迎えようとしております。
スタートしたばかりの頃と比べれば、社内の景色が変わったのは確かですが明らかに変わったのは、やはり表示標識が増えた事だと思います。
最初スタートしたころは、自分達で気付かなくて他社の方に指摘された場所を一つ一つ潰して行くような感じでした。
最初の頃は、トイレの案内表示や消火器の設置場所がわかるような標識すら無いような状態でした……
ちなみに、これは手作りです。
それから少しずつ増えてきて、在庫商品の表示標識や社員の気づきによる営業車のキーを保管する場所の表示などだったり様々なアイディア表示も所々に見受けられるようになりました。
保管しているカタログ全部にナンバリングなど、かなり拘りを持った表示標識もあったりします。
最近では、表示標識も少しずつ進化してきており安全性に配慮した表示標識も所々に増えてきております。
よく「見える化」という言葉を耳にしますが、「見える化」を達成するという点で考えれば表示標識に正解・不正解は無いのかもしれません。
先日あるサイトを覗いてみたら、このような事が書いてありました。
見える化とは、各業務の状態を一目で分かる様にする方法です。
各業務には、力量、5S、設備、管理、工程、品質、安全などが有ります。
これらの各業務の状態を迅速に且つ正確に把握して、適切な管理及び改善を実施する事が大切になります。
見える化の方法は、視覚に訴える方法です。
これには、グラフ、表、イラスト、写真、表示、色などを使用すると効果的です。
当社に置き換えてみると……
◆3Sの見える化
職場の3S(整理、整頓、清掃)の状況を一目で分かるようにすること。
◆管理の見える化
管理の状況を一目で分かるようにすること。(発注点管理)
◆安全の見える化
安全の状況を一目で分かるようにすること。(注意喚起)
あまり意識してやっていた訳ではないのですが、知らず知らずにやっていたというか出来ていた事も多かったという発見でした。
表示標識などの小さなカイゼンは一見すると派手さが無いのですが、日々少しずつ積み重ねていって4年もすると、大きな成果になっているような気がします。
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