色んな意味で感激 リオ・パラリンピック開会式でロボットとダンス
現在、開幕中のリオ・オリンピックの開会式で、アメリカのプロスノーボード選手のエイミー・パーディー(Amy Purdy)選手が義足をつけて産業用ロボットと踊ったダンスが世界中で絶賛されています。
エイミーさんは、有望なスノーボード選手でしたが、19歳の時に突如、細菌性髄膜炎を発症。脾臓摘出、腎臓移植、そして両膝から下の切断を余儀なくされました。絶望の淵にあった彼女ですが、不屈の精神力で自らスノーボードに最適な義足をデザインし、2014年のソチパラリンピックで見事銅メダルを獲得したのです。
そして今回エイミーさんは、リオパラリンピックの開会式で義足をつけてダンスをすることが決まったのです。義足とは思えないほどに軽やかで華麗にステップを踏む彼女は、こんなことを言っています。
彼女のインタビューと練習の様子はこちら↓
開会式での彼女のダンスシーンはこちら↓
義足で見事なステップを見せてくれたエイミーさんの姿と、パラリンピックという世界的なイベントで産業用ロボットが人と一緒に踊り、人のアシスタントとして喝采を浴びている姿にちょっと感激してしまいました。
4年後の東京オリンピック・パラリンピックでは、これ以上のインパクトを期待してしまいます
リオパラリンピック開会式Rio 2016 Paralympic Games | Opening Ceremony | LIVE
出典:KUKA、KUKA社のロボットが2016年パラリンピック開会式でダンスを披露
参考:Number WEB、パラ開会式、転倒さえも印象的に。式のコンセプトは「限界のない心」。