自分で抱え込まない というスキルを早めに習得する
自分が専門でないところについては、社内外でその道の専門家の力をうまく活用することが重要です。
自分以外の専門家の力をかりる
若手技術者の育成においては、育成される若手技術者本人も、技術者を育成する側も「専門性」を身につけることに注力してしまいます。
当然ながら若手技術者には、これが主軸であるという「柱」は必要ですが、自力で柱を何本も立てるというのはかなりの時間を必要としてしまうのが一般的です。
そこで考えたいのが、
「自分以外の専門家の力をかりる」
ということです。
専門家の知見をかりながら自分の成長につなげる
何かを丸投げしてアウトプットだけをもらう、という業務委託形式ではなく、専門家の力をかりながら自分も成長するというスタンスが重要です。
専門性至上主義に裏付けられた、
「知っていることこそ正義」
という考えから出てくる、
「自分が一番知っていなくてはいけない」
という誤解を捨て、
「専門家の知見をかりながら自分の成長につなげる」
という助力をうまく使うという考えを持つことで、柱を立てる効率を上げるということも心がけてみてください。
「場合によっては他の専門家の知見をかりる」
ということができるようになれば、
「何でも自分で抱え込む」
ということがなくなり、チームプレーが円滑に回るきっかけを得ることにもつながっていきます。