組立ライン化と加工レイアウト検討の考察|元トヨタマンの目

組立ライン化と加工レイアウト検討の考察|元トヨタマンの目

1.組立ライン化検討のたたき台を作る

①組立工程表を作る(メインラインとサブラインを明確にする)
②標準作業票の書式を検討する
 作業内容、およびそれに必要な時間を箇条書きにする。
 それぞれの作業内容をより詳細にする。
 それを見れば初心者でも作業ができるようにする。
 図や写真などもふんだんに入れて分かりやすくする。
 まずメインラインと1つのサブラインの分をすべて作ってみる。
③部品供給台車の組立工程表上での区分を検討する。
④組立治具の組立工程表上での区分を検討する。

上記①〜④を1つの紙の上に書く。どんなに大きくなっても1つの紙の上に書き壁一面に貼る。

2.部品供給台車のモデルを作ってみる

①仕様を決めて、1つのサブライン全体の物を作ってみる。
②台車かんばんとして空台車を発注に結びつける。

3.組付治具の製作

4.加工レイアウトの検討

①生産量の多い部品の把握
②それらの専用ライン化の検討(1個流し)
③それ以外の部品の各機械への仕掛け順の一覧表化
④機械間の運搬難易度調査
⑤機械間の運搬頻度の順位把握
⑥運搬難易度と頻度の高い順に機械を近接させてレイアウトを決めていく

 

元トヨタマンの目
トヨタ生産コンサルティング株式会社


豊田生産コンサルティング株式会社代表取締役社長◎略歴 昭和30年(1955) 愛知県豊橋市生まれ 昭和53年(1978) 早稲田大学商学部卒業トヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車)入社 平成16年(2004) トヨタの基幹職チャレンジ・キャリヤ制度(他社への転出支援制度)によりトヨタを退職(退職時資格は課長級) オーエスジー株式会社オーエスジープロダクションシステム推進本部副本部長就任 消耗性工具(ドリル・タップ・エンドミル)専門メーカーで自動車関連以外の業種の現場改善活動に従事。 平成19年(2007) 豊田生産コンサルティング株式会社設立◎トヨタでの職歴(26年)人事部人事課海外関係人事 3年/財務部経理課輸出入経理、国内債権債務管理 3年/本社工場工務部原価グループ鍛造工場能率・製造予算管理、工場棚卸総括 3年/本社工場工務部生産管理室車体・塗装・組立工場生産管理 4年/米州事業部原価企画グループ北米事業体原価管理、北米生産車原価企画 3年/田原工場工務部原価グループ成形工場能率・製造予算管理、トヨタ生産方式部課長自主研 2年/田原工場工務部生産管理室エンジン・鋳物工場生産管理、トヨタ生産方式部課長自主研 8年◎本社部門(人事・財務・原価企画)9年、工場部門(本社工場・田原工場)17年と本社機能、工場機能のそれぞれを幅広く経験。特に工場では生産管理と原価管理という「石垣」づくりとトヨタ生産方式自主研メンバーとして「天守閣」づくりの両方に長年従事。