第6回日本カイゼンプロジェクトのご報告

第6回日本カイゼンプロジェクトのご報告

今回はいつもの「世の中の変化と日本の製造業が抱えている問題点」をお休みして題記のご報告をいたします。

 

先に開催のご連絡をいたしました第6回日本カイゼンプロジェクトは予定通り2018年3月2日16時より東京駅丸の内口、丸の内二丁目ビル6階にある、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営するTIP*Sにて開催されました。

参加者は約40名で経営者、管理者、大学教授、専門家等々、実にバラエティに富んだ方々にご参加いただきました。

 

最初は私がここ30年間の世の中の動きをビジネス誌の表紙タイトルを使って説明しました。

改めて振り返るとこの間、世の中は好景気と不景気、好調と不調を何度も往復しています。

バブル崩壊、超円高、リーマンショックなどのどん底とそれに続く好景気とまるで振り子です。

 

不景気はとてもつらいですが、好景気でも受けた仕事をやり切れないという嬉しい悲鳴が上がります。

いくら嬉しくても悲鳴ですから幸せな状況ではありません。

 

一番いいのはその超好景気と超不景気のちょうど中間がいいのですが、物理学の法則で振り子はそこを最高スピードで通過します。

誰も気づかないうちに一番都合がいいポイントを通り過ぎ、また厳しい方向へと移動します。

そして両端の一番苦しいところで方向転換のため一旦停止します。

すなわち一番厳しいところに一番長くいるということです。

 

第6回日本カイゼンプロジェクトのご報告

これからもこのような変化は続きます。

私たちはみんなの力でこの変化に素早く対応する必要があります。

 

チャンスの女神様は前髪フサフサだけど後ろ半分は髪が無くてツルツルなのだそうです。

近付いてきたときに勇気を出して前髪をつかんで引き寄せることはできても、少しでも後回しにして通り過ぎようとしたときに慌ててつかもうとしても、もうつかむところがないということです。

みんなでワイワイガヤガヤをしながらチャンスの女神を引き寄せましょう!

第6回日本カイゼンプロジェクトのご報告

次回は、後半の講演であるレゴブロックを使った実習についてのご報告をいたします。

第6回日本カイゼンプロジェクトのご報告

◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。