第6回日本カイゼンプロジェクトのご報告 その2
今回は、第6回日本カイゼンプロジェクトの後半に行われたデンマーク生まれの玩具であるレゴ®ブロックを使った問題解決技法(レゴ®シリアスプレイ®)実習のご報告をいたします。
講師の㈱ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ社長の蓮沼孝先生は、レゴ社の教育部門の開発責任者でありこの技法の開発者であったロバート・ラスムセン氏から直伝でこの技法を学んだ方で、実際には数日かかるコースもあるのですが、今回は特別にそのエッセンスを私たちにいくつかの実習を通じて教えてくださいました。
レゴを使った講義は大人の参加者である私たちにはすべて新しく珍しく楽しいものでした。
5~6人のグループ編成で、蓮沼先生の指示に従って全員がそれぞれに与えられた10ピースくらいのレゴ®ブロックを組み立てます。
そしてそれを使っていろいろな議論を交わし表現をする過程で、私たちの中に潜んでいた創造性や表現能力が驚くほど発現したのです。
レゴ®シリアスプレイ®が組織改革、キャリア開発、チームビルディング、コミュニケーション能力向上の「考具」として使われているということが納得できた2時間でした。
これからの時代は、マーケットを開発し、新商品を生み出す役割もモノづくりが担うことになります。
そのためにはより多くの方がより高レベルの創造性を発揮することが求められます。
その意味でも大変に有意義な講習会となりました。
蓮沼先生ありがとうございました。
蓮沼孝先生のレゴシリアスプレイの紹介記事
http://hr-conference.jp/201211/interview-C6.html
蓮沼孝先生の連絡先
hasunuma@seriousplay.jp