第三回「汎用旋盤職人養成講座」を開催しました

第三回「汎用旋盤職人養成講座」を開催しました

※こちらは2019年4月1日に公開された記事です。

こんにちは

気候はもう春ですね。

うちの桜も咲き始めました。

去年の台風の強風で大きな枝が折れてしまったため今年は元気がありません。

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さて、弊社が力を入れてきました「汎用旋盤職人養成講座」もおかげさまで、第三回を開催することが出来ました。

前回初心者を指導させていただいた会社様から、長物の加工の指導の依頼をいただきました。

受講者様は同じ方です。

前回に続いての依頼ですので大変嬉しいです。

長物の加工ですので、固定振れ止めやその他の道具も必要ですし、なにより危険も伴いますので、今回は、まず弊社に来て頂き講義と私の作業を見学していただき、その後私が出張し、先方の工場で指導するという方法を取りました。

私もなれた機械と道具でスムーズに進めることができますし、受講者様にも、いきなり実習より、まず見学して大体のことを頭に入れていただいてから、実際に自分で作業して貰ったほうが良いと判断しました。

今回使用した材料です。

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講義もします。朝は少し寒かったので石油ストーブ付けました。

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指導風景です。

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後日、先方様と打ち合わせの上、私が主張して、実際に作業者様が使われる機械で指導させていただきます。

 

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 汎用旋盤職人養成
 西尾鉄工所のホームページ


1963年大阪生まれ。西尾鉄工所代表。旋盤師、伝統技術継承者◎祖父の代から80年続く大阪八尾市の町工場の三代目。「職人道」を極めた先代のもとで、13才から弟子入りし、昔ながらの職人技を叩き込まれ、家業を一人前にこなした。工業高校卒業後、中堅工作機械メーカーに就職。工作機械(機械部品を産み出す母なる機械。マザーマシンとも呼ばれる)の構造を隈なく学び、23才で独立。最先端コンピュータで制御された「NC旋盤」に対し、職人の「技」と「勘」が頼りの「汎用旋盤」(職人の手で動かす旋盤)をこよなく愛し、現在に至るまで、その加工にこだわり続けてきた。数少ない伝統技術継承者の一人。◎若い世代の人材不足、技術伝承に危機感を持ち、2016年「汎用旋盤職人養成講座」をスタート。教材用に独自開発した「汎用フライス盤」は、設計、加工、組立・調整をすべてひとりでやり遂げ、自身の総合技術力の賜物となった。最近、営業下手な職人の殻を破り、SNSを駆使して「基礎の手技」の重要性を次世代へと訴える。また、異業種の職人を対象に、「いぶし銀の会」を立ち上げ、オリジナル製品の企画、開発など「未来の職人像」を探っている。コンピューター依存が加速する製造業の未来を受け入れつつも、「機械の前に人間ありき」と、代々受け継がれてきた職人の技と精神性の伝承に力を注いでいる。◎2014年「八尾市ものづくり達人懸賞」受賞、2015年日刊工業新聞「マイスターに聞く」掲載、「なにわの名工」受賞◎西尾鉄工所ホームページhttps://nishio-tekkousho.jimdo.com/ 西尾鉄工所技術伝承 https://nishio-tekkousyo.jimdo.com/