発明(アイデア)を足すことで商品は変わる
アイデアを考えよう
「発明plus」では、商品やサービスになにか新しい発明やアイデアを加えた点にスポットを当てて紹介しています。
発明やアイデアというと特許をイメージするかもしれませんが、特許を取得していなくても素晴らしい発明やアイデアは存在します。
特許があれば独占権が得られるメリットがありますが、特許がなくても新しい発明やアイデアをプラスした商品は魅力的です。
そうした魅力的な商品やサービスを、発明やアイデアといった視点から見ていこうというのが発明plusです。
既存の商品に「名前」をプラス
発明やアイデアは、新しい発想であればよく、ネーミングも新しい発想の一つと私たちは考えています。
名前を変えるだけでも商品の魅力は大幅アップしうるからです。
例えば、鉛筆があります。
鉛筆は既に完成した製品で新しいアイデアを加えることは難しいと考えるかもしれません。
しかし、四角の鉛筆と五角の鉛筆を2本セットにして四角・五角にかけて洒落を効かせた「資格合格」との名前をプラスすれば立派なアイデア鉛筆ができます。
また、既存の五角の鉛筆を2本セットにすることで五角+五角=十角で「合格当確」鉛筆もできます。
これらは私が商品化した例ですが、既存の商品に発明やアイデアをプラスして今までにない魅力的な商品ができました。
お酒などを入れる升も作りました。
升は一般的には四角形ですが、私は資格試験受験者向けの合格祈願グッズとして八角の升にしたのです。
四つの角を取ったったことから「四角取ります」転じて「資格とります」。これも升をネーミングでアイデア商品化しました。
いちごにアイデア
これはクラージュクリエイトさんの事例ですが、いちごという農産物にアイデアをプラスしたものもありました。
新しい品種を作り出すことは難しいかもしれませんが、型を用いてハート型に生育するアイデアと、「いちごころ」という名前とをプラスした商品で、付加価値の高いいちごを作り出すことに成功しました。
アイデアを足していこう
発明やアイデアを足すことは、必ずしも特許を取得することだけではありませんし、決して難しいことではありません。
既存の商品に発明やアイデアを足すことでその商品が生まれ変わることもあります。
今後も発明plusでは、商品やサービスに発明やアイデアをプラスするような読者の事業のヒントをお届けしていきます。