生地の縮率って難しい|ラオス縫製工場の日常

生地の縮率って難しい|ラオス縫製工場の日常

※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。

 

縫製工場で働いていて、いつも不安でドキドキするのが、洗い屋さんから戻ってくる生地の縮率です。

生地は、洗った後に、生地が縮みますが、その縮み方が生地によって全く違います。10%以上縮む生地もあれば、ほとんど縮まない生地があります。縦横両方同じように生地もあれば、縦と横の縮み方がまったく違う生地があります。

この縮率を、サンプルを縫製する中で、縫製工場もアパレル会社さんも、必ずしっかり確認します。

 

洗った後に、サイズはどうなったのかを、股上、股下、わたり、裾、身巾、着丈といろいろな部分をはかり、どれくらい縮まったのかを計算していきます。洗濯後のサイズも、アパレル会社さんと、測り方の確認も含めて、しっかり照らし合わせます。

同じ生地を使っていても、色によって少しずつ縮率が違っていることもあります。同じ生地でも、プリントがしてあるかどうかでも槭率が違いことがあります。同じ生地でも、ロット違いで縮率が違うことがあります。

 

さらに、展示会サンプル作成時に、しっかりこの縮率を計算しても、量産用の生地の縮率が、サンプル用の生地の縮率と違っていたりすることもあるので、さらに注意が必要です。初めて使う生地の場合には、縮率を調べるためだけに、1着縫製したりします。
 
ここまでしても、量産品の製品が洗い屋さんから戻ってきて、メジャーを手に、採寸するときは「きちんと縮まなかったらどうしよう」とドキドキしています。。。

気を使えるだけ使って、慎重にやって、やっと指定のサイズスペックの製品を作ることができます。何気なく店頭に並んでいる衣類ですが、いろんなことに注意を払われて作られています!

出典:海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。