現場改善用語集【損益分岐点】

現場改善用語集【損益分岐点】

チラッと耳にした重要そうだが聞き慣れない用語、実戦で知っておくと改善が面白くなりそうな用語、度忘れしそうなのでメモしておきたい用語などを集めた用語集です。

損益分岐点(そんえきぶんきてん)(break-even point)

売上高と総費用が等しい損益ゼロとなる生産高のこと。売上高線と費用線を図表に示したものを損益分岐点図表という。

この図から利益向上のための施策として、次のことが有効であることがわかる。

すなわち、

① 単価の引上げ → 売上高線を急勾配にする
② 変動費の削減 → 費用線を緩勾配にする
③ 固定費の削減 → 費用線全体を下に下げる
④ 生産高の向上 → 利益領域の幅を広げる

の4つである。

この内、①と④はお客様あっての商売であることを考えれば安易な実施は難しく、②③のコストダウンがいかに重要かがわかるだろう。

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出典:『備忘録めもらんだむ』面白狩り(おもしろがり)


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。