現場改善用語集【ライフサイクルコスト】

現場改善用語集【ライフサイクルコスト】

チラッと耳にした重要そうだが聞き慣れない用語、実戦で知っておくと改善が面白くなりそうな用語、度忘れしそうなのでメモしておきたい用語などを集めた用語集です。

ライフサイクルコスト(life cycle cost)

ライフサイクルコスト(life cycle cost)とは、システムが設計・生産されてから、消費者の手に渡って使用され、老朽化し、廃棄処分されるまでにかかるトータルの費用のこと。

通常、コストと言えば製品の売価に占めるコストのことであるが、製品を使用する立場から考えればそれ以降にもコストは発生しており、さらに廃却にもコストがかる。

つまり、いくら製品の目先の値段が安くても使用するための維持費・運転コストが大きければ、「安物買いの銭失い」になるので、消費者は買おうとはしない。

 

コストをトータルで捉えるのは決して容易ではないが、環境問題や資源枯渇問題がクローズアップしている現代社会では、決して無視することができない考え方である。

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出典:『備忘録めもらんだむ』面白狩り(おもしろがり)


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。