海外縫製工場は輸出企業でもあります|ラオス縫製工場の日常
※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。
海外の縫製工場は、衣類を縫製する「工場」であると同時に輸出企業でもあります。
CBC Laoで縫製された商品はすべて日本に向けて輸出されます。
かなり大雑把にですが、ラオスから日本への船便で輸出する場合に、どのようなことをしているのか紹介します。
1.縫製された商品のインヴォイスとパッキングリスト作成
インヴォイスとは、請求書のことで、品名と金額などが書かれています。
パッキングリストには、全部でダンボールがいくつで、どのダンボールには何が何枚入っているかの詳細がかかれています。
2.工場のあるラオス国ヴィエンチャンから、港のあるタイ国バンコクまでのトラックを予約
3.バンコク港から日本の港(東京港・大阪港など)までの船を予約
4.商品を出荷(輸出)
5.船の出港後にBL(船荷証券)を受け取る。
船荷証券とは、商品との引換証のようなものです。
6.日本のアパレル会社さんにインヴォイス・パッキングリスト・BL(船荷証券)を郵送する。
ここまでが弊社が行なうことになります。
その後、アパレル会社さんは、通常、乙仲と呼ばれる貿易会社に6.のインヴォイス・パッキングリスト・BL(船荷証券)を渡し、荷物受取の手続きをすることになります。
また、ラオス出荷(輸出)後、日本に船が付くまでは大体2週間です。
例えば、来週の水曜11月9日に日本へ向け出荷(輸出)した場合には、次のようなスケジュールになります。
11月9日(水)CBC Laoを出荷
11月10日(木)商品がタイのバンコク港に着く
11月13日(日)商品を載せた船がバンコク港を出港
11月23日(水)商品を載せた船が日本(東京港・大阪港)などに着港
海外の縫製工場と取引をされたことない方にとっては、初めて聞く単語もあり、難しく感じられる部分があるかもしれませんが、一度経験すれば「あ〜、こんなもんか」と思っていただけると思います。
細かい部分については、また後日、紹介していきます!!