海外縫製工場は出産ラッシュです!|ラオス縫製工場の日常

海外縫製工場は出産ラッシュです!|ラオス縫製工場の日常

※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。

 

先日、出産した職員が赤ちゃんを連れてきてくれました。

海外の縫製工場は、ラオスを含め、20代から30代の女性が多く働いているので、毎年、出産をする女性がいます。CBC Laoでも、ここ半年くらいで写真の女性を含め4人の女性職員が出産をしています。

また、1人の男性職員の奥さんが子どもを出産しています。職員が100人規模の工場なので、結構な割合です。

 

下の写真が、赤ちゃんをつれてきてくれた職員とその赤ちゃんです。とても可愛いですね

子どものあだ名は「ニノー」といいます。

本名はというと……まだ、決まっていないのとのことです。ラオスでは、先にあだ名がついて、本名は後からつくのが普通みたいです。

産まれたばかりの赤ちゃんの名前を聞いても、皆「まだ決まってない」というように言っています。ラオスも、日本も、どんな名前を子どもにつけるかで、どの両親も悩むのは一緒ですね。

 

そうは言っても、日本だと、市役所等に出生届をすぐに提出する必要があるため、子どもが産まれた後は、悩む時間はそんなにはありません。

しかしラオスは、すぐに役所等に届け出る必要はないので、数ヶ月も戸籍上の名前がない場合もあるようです。

また役所に、ラオス語で赤ちゃんを意味する「エーノイ」という名前をとりあえずつけ、その後、ゆっくり正式な名前を考えるというパターンもあります。学校への入学前であれば、比較的簡単に名前を変えることができるそうです。

 

その他、日本と違うところは、子どもの名前をお坊さんにお願いしてつけてもらうことがあるということと、例えば月曜から土曜まで1つの曜日に1つの名前を考えておいて、産まれた曜日によって名前を決めるようなことがあるということでしょうか。

ラオスでは、どの曜日に産まれたか重要だったりします(ラオス人に、「何曜日に産まれたの?」と聞くと、みんな答えることができます)。

ラオスの周辺国では、地方出身者が都会に働きにでてきている場合、祖父母に子ども預けて、親は都会の工場などで働くということが普通だったりします。

 

しかし、ラオスは普通といえば普通なのですが、両親が子どもの面倒を見ています。なので子どもを産んだ跡は、一度、退職の手続きをして、1年と少しくらいしてまた戻って働きに戻ってくるというパターンも多いです。

職員の赤ちゃんが、みんな元気いっぱいにすくすく成長していって欲しいです。

 

出典:海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。