汎用旋盤職人養成
今回は、当社技術伝承部門で取り上げていることについてです。
大きく2つに分かれていて
1.汎用旋盤やセーパーの職人養成
2.自社製汎用フライス盤を教材として総合的技術力を身につける
以上の2つです。
電話やメールでお問い合わせを頂いたり、訪問先で詳しく説明を求められたりします。直接私の工場に来られた方もいます。
みなさん危機意識があったり重要性は、認識頂いているようです。
ただ現段階では、まだ切羽詰った状態ではないようです。
目先の仕事に追われたり、他のことに取り組む余裕がなかったりといったことが現状みたいです。
比較的大きな企業さんは、すでに取り組まれているようですが、私がお話させて頂いた会社さんは、まだです。
私は技術伝承の問題は、突然現れると言ってきました。
単純にいえば、各工場で少人数づつ確保されている、熟練工の方が、何らかの理由で、仕事をやめられるとか。
あるいは、外注先の高齢な熟練工の方がやめられたとか。
少しづつですが、お困りの電話やお話を聞きます。
技術はすぐに身につくものではなく、少しずつ上達するものです。
少しでも早く、後輩を育てていかなければならないと思っています。