汎用旋盤の現状
汎用旋盤使ってる職人さんが、どんどん少なくなっているようです。
熟練工の方が年齢的その他の理由で、引退されるのが、主な原因です。
もう一つ、見逃してはいけないのが、若い方が汎用旋盤を使っていないことです。
これは深刻な問題と思います。
私は、汎用機をある程度使ってから、NC機を使うべきだと言い続けてきました。
いろいろな感覚が身に付くからです(さまざまな事情があるでしょうし、考え方もそれぞれですので、私と違った意見を否定するつもりはありません)。
汎用旋盤使える方が少なくなっている現状に危機感を持ち、すでに対応しているところもあります。
その理由は、
- 自分(指導的立場の方)が、汎用旋盤を使えるようになってから、NC旋盤を使って良かったと思ったから
- 過去の従業員を比較して、やっぱり違う(職人独特の表現)
とのことです。
自社で(設計)→(部品加工)→(仕上げ・組み立て)と総合的にされている工場ほどその重要性を認識されているようです。
汎用旋盤での経験のことをです。
先ほど、「やっぱり違う」と言う職人独特の表現が出てきましたが、この言葉の意味が通じる製造業であり続けてもらいたいと、若輩者ではありますが、私なりに頑張ってます。