横河電機 巡回点検作業支援ソフト、ハンズフリー実現の機能拡張版登場

横河電機 巡回点検作業支援ソフト、ハンズフリー実現の機能拡張版登場

横河電機は、プラント内の巡回点検作業を支援するソフトウエア「Field Assistant(フィールドアシスタント)」の機能を拡張した「Field Assistant R2.05」を、11月19日に発売した。

フィールドアシスタントは、汎用のタブレット端末にインストールして、巡回点検作業時のチェックリストや、作業に必要な書類にすぐにアクセスできるソフトウエア。紙のリストに記入する工数削減や書き間違いの防止、データの共有など、点検作業の効率化と作業品質の向上に貢献する。

今回発売のR2.05は、スマートフォンなどのほか、新たにRealWear社のヘッドマウントコンピュータ HMT-1 と HMT-1Z1(防爆モデル) に対応。同機種はAndroid OSを搭載し、点検結果の入力や作業情報の閲覧操作などを、音声コマンドで操作することが可能。ハンズフリーのため、両手を使う現場作業のさらなる効率化を実現する。

また、Androidモバイル端末に加え、MicrosoftのWindowsを搭載したタブレット端末でも利用が可能となった。セキュリティポリシー等の要件に合わせて機種を選択することができる。

02-01
ヘッドマウントコンピュータ HMT-1(左)とHMT-1Z1(防爆モデル、右)

 

出典:横河電機「OpreX Operational Risk ManagementのラインアップとしてField Assistant R2.05を発売」


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