株式会社チノー、JIS準拠の遠隔対応「熱中症監視システムトライアルキット」発売
この記事の内容をまとめると…
- 熱中症監視システムトライアルキットを発売
- 気温、湿度、輻射熱から暑さ指数(WBGT)を算出しリアルタイムで警戒アラートを発信
- JIS規格に準拠したLTE対応機器により遠隔監視が可能
近年の猛暑日増加により、職場での熱中症対策が強く求められる中、株式会社チノーは「熱中症監視システムトライアルキット」を2025年5月27日に発売した。
熱中症監視システムトライアルキット詳細
本製品は、株式会社チノーのパッケージソフトと無線計測器を組み合わせることで、設置や工事の手間を最小限に抑え、手軽に熱中症監視システムを構築できるトライアルキットである。気温、湿度、輻射熱から暑さ指数(WBGT)を算出し、警戒レベルに応じてアラートを発信。測定器はLTE回線に対応しており、遠隔からのリアルタイム監視が可能であるため、現場での見回りや注意喚起の省力化が期待される。
本製品はJIS B 7922:2023 クラス1.5に適合しており、測定データは地点・時間ごとに記録される。測定ポイントに測定器を設置するだけで、周囲の温湿度とWBGT値を自動で測定・記録し、警戒レベルを常時表示することができる。
また、同時に発売された電力監視システムトライアルキットも無線ロガーと監視ソフトを用いた構成であり、あわせて検討が可能である。