日本の製造業が本来持っている強み【13】

日本の製造業が本来持っている強み【13】

一年の半分が経ちました。7月からは後半戦となります。時間が経つのははやいですね!

 

そしてマスプロダクションの時代は人件費の安い国で大量に作って供給したが、マスカスタマイゼーションの時代になると距離的にも時間的にも消費者に近いことが必要になる。

これは一言でいうと「お客様に近い生産をすること」である。

ここでいう近さとは空間、距離以外にも、例えば作業者自身が意識、心を通じてお客様により近づき密着して、お客様と心がつながる自分の存在意義を感じながらの生産をすることである。

顧客の真の要求を掘り起こし、そこから出発し要求を満たし喜んでもらい成功させる。

すなわちこれはこれまでお客様第一主義を掲げて頑張ってきた日本の製造業にとって極めて大きなチャンス到来といえる。

日本の製造業が本来持っている強み【13】

◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。