新丸ビルで働く警備ロボ
新丸ビルの地下1階で、人通りを監視しているロボットがいる。
そのロボットは、綜合警備保障(ALSOK)が開発した新型の警備ロボット『Reborg-X(リボーグ・エックス)』。昼間は防災センターと接続したカメラで人通りを監視、夜間は館内を自動巡回し、侵入者がいると警報を発する。
また、来場者は『Reborg-X』の画面操作によって、店舗や施設を検索することもできる。
東京・丸の内エリアには、『Reborg-X』以外にも4月から、搭乗型移動支援ロボット「セグウェイ」に搭乗する街のコンシェルジュなど、さまざまなロボットの導入が始まっている。5月には、行幸地下通り・丸の内エリア所在ビルのオフィスフロア共用廊下などに、複数の清掃ロボットも導入予定だ。
これらの試みは三菱地所によるもので、「ロボットを活用した豊かな街づくりに向けた取り組み」として段階的に進められている。警備員や清掃員の人手不足への検証、街の新しいおもてなしサービスの拡充を目指していく。
▲来場者から「お〜、すごいね〜!」と声がかかる『Reborg-X』